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建物診断

建物診断は大きく分けて以下のようなものがあります。

・屋根
・外壁
・床下
・構造
・その他



診断方法は、原則として目視により調査します。
特殊な器具を用いることなく、一般的な方法で観察できる範囲について実施します。

建物診断の流れ

営業スタッフ　　　　　　「お客様のご希望内容の聞き取り」

工事・設計スタッフ　　　「現地調査」

設計スタッフ　　　　　　「報告書作成」

営業スタッフ　　　　　　「お客様に報告書（診断書）提出」

※　必要に応じてお見積書を作成いたします。

屋根診断

調査場所　　※　瓦職人が同行して調査いたします。
屋根の現状を調査します。
・建築年数または屋根材施工年数
・棟部の状態
・鬼瓦の状態
・漆喰の状態
・屋根下地材の状態
・屋根野地材の状態
・雨樋の状態
・屋根の谷部、雨押さ部の状態
※調査結果に基づき、ご報告およびご提案させていただきます。

外壁診断

調査場所
・亀裂状態
・塗装、タイル等の浮き、剥離状態
・コーキングなど接合部の状態
・鉄部など錆による劣化状態
・内部からの水漏れによる白化状態



※調査結果に基づき、ご報告およびご提案させていただきます。

床下診断

調査場所
・床下の湿度状態
・シロアリによる被害状況
・土台、大引き（おおびき）、根太（ねだ）などの腐食状態
・カビなどの発生状態
・基礎束（きそづか）の状態
・通気口の状態
・残材の有無
※調査結果に基づき、ご報告およびご提案させていただきます。

構造診断

調査場所
・主要構造部（壁、柱、床、梁、屋根、階段）の劣化状態
・基礎の状態
・柱、筋かいなど各部の材の接合部の状態
・建物の水平状態
・間柱や壁が構造上必要かどうかの判断
※調査結果に基づき、ご報告およびご提案させていただきます。

住宅の構造と種類

住宅の構造は、環境や敷地の状態により、建築の規模などを計画することが、住宅を建てるときの大切な要素です。
住宅の構造には、大きく分けて、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造・補強コンクリートブロック造などがあり、それらの工法にはおのおの長所・短所があります。
リフォームをお考えになられた当初は、デザイン性を重視しすぎて、構造をおろそかになりがちかと思います。
しかし、構造や工法にも目を向けて、耐震型の長く住めるような家を考えられるのも一考かと思います。

木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造

木造

・木造軸組工法（在来の軸組工法）
・2×4工法
・木質パネル工法

鉄構造

・軽量鉄骨軸組工法
・重量鉄骨ラーメン工法

鉄筋コンクリート造

・鉄筋コンクリート壁式工法
・鉄筋コンクリートラーメン工法
・プレキャストコンクリート工法

※耐震診断については別途費用が発生いたします。